先日、初めてボクシング観戦と言う物を体験した。
僕にとって興味があるかないかで言うと、
正直みたいと思わないけれど、
趣味や話が合う友人たちの中にプロボクサーとトレーナーがいる。
彼らと詳しくその事について話した事はないけど、
僕も音楽という物に特化して集中するように、彼らも同じくボクシングと言う物に
集中している状況だけはみてきた。
僕の中でのボクシングは、暴力の延長線上にあったけれど、
いざ始めて見てみると少し違うのかもしれないと思いはじめ。
それは彼らにとってボクシングと言う競技が人生そのもので、
彼ら自身の生き様だと言う事を目の当たりにした。
僕自身も音楽を奏でるとき、ほかの何者でもない。
自身がしたい事で、これが自分の生き様だと。
語る事が、自分の美学として根いている。
一見殴り合っているように見える事が一つ視点を変えれば、
一つのショートストリーを描いているようにも見えるほど集中力がひしひしと感じられる。
そんな始めてのボクシングは僕にとって大きな衝撃と感動を感じさせてくれた。